
太陽光発電とは、素子中の電子に光エネルギーを吸収させ、光起電力効果によって直接的に電気エネルギーに変換するものです。
太陽は、いつでも「光」というエネルギーを地球にまき散らしています。このエネルギーを家庭用の電気として使おうというのが太陽光発電です。
たとえ地球から石油が枯渇することがあったとしても、太陽の光が途絶えることはありません。
エネルギーの源は、普段無尽蔵に降り注いでいる太陽の光。何かを燃やしたりするわけではありません。だから、発電課程でCO2を発生させたりすることはありません。
太陽光パネルを載せると、そのお宅の電気代が太陽光発電で得た電気を売ることでまかなわれる…つまり「電気代ゼロ円」も可能です(ただし、夜間は従来通り買電しますので、これを日中の売電で相殺するという前提です)。

それをご説明するにはまずここ数年の太陽光発電を取り巻く環境のご説明をする必要があります。
このご説明をご覧になれば、なぜ「今」なのかおわかりになっていただけるはずです。
2005年、それまで10年間続いていた補助金が終了し、それと共に普及も足踏み状態になりました。
その時点での導入は、まだ、一般の方が、採算が取れるとは言い切れないものでした。実際、当社でも、導入のご相談は受けましたが、採算性を検証して、みなさん導入には至りませんでした。メリットがないものを無理矢理導入を薦めるようなことを、当社はいたしません。
2008年の洞爺湖サミットで、温暖化防止の先導役を買って出た日本の方針として、再生可能エネルギーの一つとして、太陽光発電の家庭での導入も重要視され、補助金が復活しました。これが2009年1月です。
更に、宮城県独自でも、太陽光発電設置に対する補助金が導入されます。
(太陽光発電パネル工場の宮城県進出の関係で)
日本が補助金を終了している間に、新しい導入補助制度のもと、ドイツが、太陽光パネル導入世界一の座に就いていました。
その他、現在では、インドのメーカーやアラブのメーカーも生産量を上げ、生産競争も激化しています。生産メーカーもドイツのメーカーに世界1位の座を奪われ、今まで太陽光パネルの研究開発で世界の先頭を立っていた日本も、これから技術大国として進んでいくうえで、内需を拡大させる必要が出てきました。
世界的に普及すると、太陽光パネルの価格も下落してきています。
価格が安定化して補助金も復活した今が、導入のチャンスなのです。
補助金復活により、約20年で元が取れるシミュレーションが出来るようになりました。
ちなみに、太陽光パネルの寿命は約30年(メーカーの発電保証は、20年で20%の低下以内)と言われていますが、既存38年経った装置がまだ使われているところもあります。38年前の技術のものですから、現在のものは、更に耐用年数が長いということが言えると思います。
そして平成22年からいよいよ日本でも、FIT制度(固定価格制度、フィードインタリフ制度、電力買い取り補償制)が導入される見通しがたちました。
これは早い話、太陽光発電で発電した電気を、今まで2倍の価格で電力会社に義務的に買い取らせるという制度です。
現行の2倍の買い取り価格になれば、当然、元が取れる年数は半減することとなります。
10年で元が取れる、これだけ考えても、いよいよ今導入しないのは損と言えます。
そして、ここで考えなければならないのは、電力会社はこの買い取り価格分を、一般電気価格を上げることでまかなうことになるということです。
太陽光発電の導入を検討する際、太陽光発電を導入しないで最大電気量を使うと、割高の電気代で買わされる側になる…ということを忘れてはいけません。
そしてFIT制度の一番の特徴が「早い者勝ちである」というところです。
この電力の買取価格は、将来太陽光発電の普及が進むにつれて、徐々に下がっていきます。しかし、FIT制度の特徴として、導入時に約束された買取価格は、一度固定されれば変わることがありません。つまり、より早く導入した人の方が、より高い買い取り価格で固定されるのです。
たとえ同じ規模・同じ立地条件であっても、導入に一年差があれば、それだけで買取価格に差が生まれます。そしてその差はそれ移行ずっと変わることはありません。その開きが、10年後にはものすごい開きとなるのです。
これが、早い者勝ちと言われる所以です。

皆さんが「怪しい」と勘違いしているのは、ソーラー温水器の話です。
ただしこのソーラー温水器も、使い方によっては、費用対効果のある商品で、商品自体に問題はないかと思います。当社では扱っておりませんが…。
商品自体よりも、当時の販売形式が営業主体の押し売りノルマ制だったからというのが悪い印象の一番の原因と思われます。私の大学の同級生もバイトで1回売ったことがあるらしいです。
太陽光発電は、現在では日本政府のみならず、世界各国で次世代のエネルギーとして導入が進められ、国を挙げて導入のバックアップをしています。
電力各社も、家庭で発電された電力を買い取るだけでなく、メガソーラー発電所を造成して太陽光発電で作った電力を販売する計画を進めています。
更に、新築戸建て販売棟数日本一の大手住宅メーカーの新築住宅には、この太陽光発電パネルが標準装備されています。
このように世界的・公的に認められた最先端技術である太陽光発電と、家庭で使う温水を一度屋根の上に回して太陽の熱で温めるという非常に原始的かつ単純な装置であるソーラー温水器を比べるのは、そもそも間違いです。
補助金を受けるための条件として、標準販売上限金額1Kw当たり70万円という標準工事の上限価格が設定されています。それ以上高値では、販売出来ないことになっています。なので、施工業者で、価格に差はほとんど出来なくなっています。
また、価格のほとんどがパネル代で、パネル代はメーカーが設定しています。パネルの価格は、パネルの発電効率にほぼ比例しているので、粗悪なものが高額で売られるということもありません。
太陽光パネルのメーカーも、パナソニック、シャープ、サンヨー、京セラ、三菱、ホンダソルテック(本田技研の関連会社)等々と、品質と価格に信頼の置けるメーカーばかりです。

非常用コンセントがあるので、災害などで停電中の時も、日中太陽光発電が発電しているときであれば、非常用コンセントで電気が使えます。
一般的に、住宅の屋根は10年程度で塗り替えなどのメンテナンスが必要ですが、パネル設置部分に関しては、する必要がありません。
日本には、昔から、「もったいない」という倫理観があります。このパネルの設置で、お子様などに、エネルギーの大切さ、環境問題など、一緒にお話しては、いかがですか?
晴れの日は、お洗濯もできて気持ちいですが、それにプラスして、自然エネルギーをいっぱい作ってくれて、今まで以上に得した気分に。
日中は出来るだけ電気を使わず、発電した電気を売った方がいいのです。
電気は、夜間に買う時よりも、日中に売る時の方が高いので、日中電気を売れば売るほど費用対効果は高くなります。
つまり、日中は出来るだけ使わず売電に回し、夜間の安い電気を有効利用する、というのが正解です。
太陽光を効果的に受けられないお宅は、設置に向きません。山やビルの陰で、日光が当たらない家では、必然的に発電効率は落ちます。
また、屋根の形状が複雑ですと、施工に手間がかかり、余計な費用がかかりますので、費用対効果が薄れます。
ただし、太陽光発電に必要なのは、直射日光ではなく「天空光」です。
光起電力効果は、直射日光ではなく「明るさ」で起こるので、直射日光が当たらなくても、空が明るければそれだけで効果がでます。

むしろ、直射日光で屋根面の温度が上がると、発電効果が下がる傾向があります。実は、日差しが強いところよりも、晴れやうす曇りが多く、涼しいところが一番効果的なのです。その為、ちょっと意外ですが、北海道帯広などは発電効果が高いのです。
我が宮城県は、雪も比較的少なく、ある程度涼しく晴れるので、日本のほぼ標準的な発電が期待できます。
山口県の面積分の太陽光パネルを設置すれば、日本の総電力を太陽光だけでまかなうことが出来ると言われています。実際のところそれは難しいですが、現実的な数字として、建造物に積極的に設置していけば、日本の年間総発電量の10%をまかなうまではいくと言われています。
現在、世界の争いの元になっているのは、エネルギーの奪い合いです。
そして日本は石油の99%以上を輸入に頼っています。つまり現状、日本のエネルギー状況は、産油国次第なのです。
産油国に依存することもなく、そして、エネルギーの奪い合いによる戦争も起こらない-そんな未来が、決して不可能ではないところまで来ているのです。

日本でも、FIT制度導入が決まり、早いもの勝ちになり、太陽光発電の普及は一気に進みます。そして今後蓄電池の開発が進めば、ご家庭での電気の自給自足が可能になります。
30年後、もしかしたら、電線のある風景が昔の風景になるかもしれません。